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法人概要・事業案内
社団法人繊維評価技術協議会は、昭和28年10月19日に、通商産業省認可の公益法人として「社団法人繊維検査懇話会」が設立され、繊維製品の輸出振興の一環として品質向上に努め貢献してまいりました。その後、「社団法人繊維検査協議会」と名称変更し、工業標準化法に基づく公示による認定検査機関としての業務、繊維製品品質表示規程やJISL(繊維)部門の改正等における調査等の実績を着実に積み重ね平成9年9月26日付けで現名称に変更しました。 昭和30年代よりJIS原案作成、ISO(国際標準化機構)への協力事業を行ってきた繊維標準研究会と本会が平成11年4月1日に統合し、従来の事業に加え、我が国繊維産業の標準化事業及び国際標準化事業の向上発展に資するため、繊維製品に関する評価、標準化及びその推進すべき事業内容の整備拡充しつつ推進を行ってまいりました。
一方、抗菌防臭加工、制菌加工、消臭加工等を施した繊維製品に対する表示用語、評価方法、評価基準などを統一し、マーク認証制度を確立することにより、"新機能性繊維製品"のより健全な発展と国民生活の向上に寄与することを目的とした事業を行ってきた「繊維製品新機能評価協議会(JAFET)」と本会が平成14年6月に統合しました。新組織では、評価・標準事業、試験・検査事業、マーク推進事業、製品認証事業の4つの事業を柱として活動を推進いたします。
事業案内
本会は、繊維製品の評価技術に関する調査研究及び繊維製品に関する標準化、国際的認証システム審査事業等を通じて、繊維製品評価体制の充実と繊維製品の品質の向上を図ることにより、繊維産業の健全なる発展、貿易の振興及び国民生活の向上に寄与することを目的とし、これを達成するために次の4つの部で事業を行っています。
評価・標準部 | ・繊維製品の品質情報及び情報化に関すること ・JIS規格原案作成、JIS規格改正などの調査に関すること ・繊維に関してISO回答等の原案作成、国際規格統一事業の協力に関すること - 評価標準部では、3つの委員会で企画・調査・研究開発を行っています - 品質情報委員会 ・繊維製品の品質情報及び情報化に関すること 国内標準化委員会 ・IS規格原案作成、JIS規格改正などの調査に関すること 国際標準化委員会 ・繊維に関してISO回答等の原案作成、国際規格統一事業の協力に関すること |
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試験・検査部 | ・検査機関のあるべき姿及び資質向上についての調査研究に関すること ・公設試験機関との連携強化、相互委託試験の取り扱いに基づく促進に関すること ・品質基準(試験項目・試験方法・基準値)の様式統一及びATネットに関すること ・試験検査機関に対する信頼性確保に関すること - 試験・検査部では4つの委員会で企画・調査・研究開発を行っています - 試験・検査調査研究委員会 ・検査機関のあるべき姿及び資質向上についての調査研究に関すること 関係試験機関連携委員会(関東地区・関西地区) ・公設試験機関との連携強化、相互委託試験の取り扱いに基づく促進に関すること 検査精度維持向上委員会 ・試験検査機関に対する信頼性確保に関すること 繊維鑑別試験方法検討委員会 ・新しい繊維の繊維鑑別方法の検討や鑑別技術の向上に関すること |
マーク推進部 | ・マーク認証事業に係わる企画・調査及び研究開発に関すること ・新マーク制度の調査研究に関すること ・マーク管理研修会の推進と運営に関すること ・マーク広報に係わる推進と運営に関すること ・マーク制度に係わる消費者対応に関すること - マーク推進部では8つの委員会で企画・調査・研究開発を行っています - マーク推進部委員長会議 抗菌防臭加工マーク委員会 制菌加工マーク委員会 WHSマーク委員会 消臭加工マーク委員会 抗かび加工マーク委員会 ・上記5つのマーク委員会は、マークの認証事業に係わる企画・調査及び研究開発に関すること 新機能繊維検討委員会 ・新マーク制度の調査研究開発に関すること マーク管理研修委員会 ・会員を対象とした、新規情報交換に関すること 広報・消費者委員会 ・マークの普及啓蒙に関するパンフレット・冊子・新聞・ホームページの作成ならびに第三者で構成する委員と協議会との意見交換に関すること |
製品認証部 | ・マーク認証許諾に係わる事業の推進に関すること ・国際的マーク認証システムに係わる審査及び登録業務の事業に関すること ・マサーベイランスに係わる事業の推進に関すること 製品認証部は、認証管理委員会及び認証判定委員会の下で、製品認証の公平性、透明性を確保することを目的として、3つの委員会で事業を行っています。 認証基準・試験方法等委員会 指定検査機関管理委員会 サーベランス管理委員会 ラベル交付管理委員会 マークの認証許諾 会員のマーク使用許諾申請は、認証基準に基づいて評価を行い、認証判定委員会の審査で適合と認められたものに、マーク使用許諾がなされます。 ・菌防臭加工マーク(SEKマーク青) ・制菌加工マーク:一般用途(SEKマーク橙)、病院用途(SEKマーク赤) ・WHSマーク ・消臭加工マーク |
沿革履歴
年月 | 項目 |
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昭和24年6月23日 | 財団法人 繊維検査懇話会設立 輸出検査に係る検査協会相互の連絡協調、検査事業発展に寄与する目的のために設立する。 |
昭和28年10月19日 | 財団法人 繊維検査懇話会解散 社団法人 繊維検査懇話会設立 輸出検査に係る検査協会相互の連絡協調、検査事業の向上、発展、輸出貿易の振興に寄与する目的のために設立する。 |
昭和58年11月26日 | 社団法人 繊維検査協議会に名称変更する。 |
昭和59年2月21日 | 工業標準化法に基づく公示検査実施機関として、通商産業大臣の「認定検査機関」の認定を受ける。 |
平成9年9月26日 | 工業標準化法の改正に伴い、「認定検査機関」から「指定検査機関」となる。 |
平成9年9月30日 | 「社団法人繊維評価技術協議会」に名称変更する。 |
平成10年3月23日 | 工業標準化法に基づく検査業務規程が通商産業臣の認可を受ける。 公示検査部と5支部を設置する。 |
平成11年4月1日 | 繊維工業標準研究会と合併をする。 |
平成11年10月4日 | 通商産業大臣から「平成11年度工業標準化貢献事業者」として表彰される。 |
平成14年6月1日 | 繊維製品新機能評価協議会(JAFET)と統合する。 |
平成14年9月30日 | 工業標準化法に基づく公示検査実施機関としての業務を廃止する。 |